シンプルに甘みを楽しむ
夏が旬になる野菜といえば、誰もが思いつくとうもろこしは、夏の間でも期間限定で出回る食材です。
茹でるのがちょっと大変という方も、年間を通じて手に入る冷凍コーンや缶詰などとは違う、穫れたての味を丸ごとかぶりついて味わいたいものです。
軽く塩を入れて茹でるほか、焼きとうもろこしもおすすめです。
醤油をハケで塗るだけで香ばしさがアップし、屋台の焼きとうもろこし顔負けの味をご家庭でも楽しむことができます。
メイン料理に活用
茹でるだけ、焼くだけで美味しいとうもろこしですが、たくさん手に入った際やいつもの食べ方に飽きた際、大量に茹でたものが残っているといった時には料理に活用しましょう。
日頃から、とうもろこしを料理に彩りやアクセントに加えている方や、サラダに使ったり、バター炒めにして付け合わせにされている方は多いと思いますが、旬の時期にはとうもろこしが主役になる料理も作ってみましょう。
とうもろこしご飯は軽く塩だけで炊くほか、コンソメを加えて炊いたり、仕上げにバターを混ぜたりするとコクもアップして、お子様にもうける味わいになります。
とうもろこしのかき揚げやフリッターなどの揚げ物もおすすめです。
他に具材がなくても、旬のとうもろこしを衣に包んで揚げただけで、メインのおかずとしても楽しめます。
日頃は粒の冷凍コーンや缶詰などを彩りに散らしているという方も、茹でて大ぶりに切ったとうもろこしをカレーに入れたり、シチューに入れるのもおすすめです。
また、とうもろこしをたっぷり入れた冷製パスタにしてもいいですし、ブイヨンで煮込んでミキサーにかけた自家製のコーンポタージュは温かく頂くのはもちろん、暑い時期には冷蔵庫で冷やして冷製スープでいただくと美味です。
様々な料理のトッピングやお弁当にも
とうもろこしは様々なお料理のトッピングや彩りにもなり、メインのおかずとしてではなく、サラダなどのサイドメニューに活躍します。
ファーストフード店やコンビニに売られているコーンサラダが好きという方も、せっかくの旬の時期には自分で手作りしてみてはいかがでしょうか。
茹でたてのコーンをちょっと面倒ですが、手で外します。
最近は100円ショップなどで便利なとうもろこし剥き器も売られていて、簡単に実を外すこともできます。
マヨネーズやお酢、砂糖などで和えたり、好みのドレッシングで和えるだけで旬の味わいが楽しめるサラダができます。
夏のお弁当にはとうもろこしの実を混ぜ込んだ卵焼きもおすすめです。